自己啓発の胡散臭さ。特に大学生対象の自己啓発セミナー。顔突き合わせて「挑戦するとは?」「モチベーション維持のメカニズム」を議論。暇かよ!そんな理論とか理屈とか話し合っている暇があるなら、その隙にドンドン行動すれば良いのに。そういう人たちに限って大して何も行動を起こしていない
— 原貫太 Kanta Hara (@kantahara) 2017年9月29日
自己啓発なんて手段に過ぎないのに「生き方」をみんなで仲良く考えることの気持ち良さに溺れて、それ自体が目的になっている大学生が多い。本末転倒。中には洗脳されかかっている人もいる。自己啓発セミナーなんて「あーはいはい、そんな考えもあるのね。僕は自分で考えます」くらいの姿勢で臨むべき
— 原貫太 Kanta Hara (@kantahara) 2017年9月29日
こういう「人生に迷っている人たち」によるセミナーとかワークショップって、時にはお互いの傷をなめ合っているようにも見えてしまうんですよね。
相手が言ったことに対して、論理的に矛盾したことであっても、「そうなんですか~」「分かります~」と頷く。ちなみに僕は、約1年前に友人からの招待で「迷える大学生たち」による自己啓発セミナーに参加したのですが、相手の話の辻褄の不一致を突きつつ、自分が携わってきた国際協力の活動について語りまくっていたら、何となく雰囲気が硬くなったのを覚えていますw
そんなセミナーやらワークショップやらは手段に過ぎないのだし、いくら話し合いを重ねたって前へは進んでいかないのだから、自己啓発なんて自分を見直すための一つの機会くらいに捉えて、あとは目的に向かってドンドン行動を起こせばいい。
それなのに、人生を語り合うことの気持ち良さにおぼれて、自己啓発すること自体が目的化している人たちがあまりにも多い。「挑戦とは・・・」「モチベーションを維持するには・・・」と口ではいくらでも語れるのだけど、「じゃあ実際は何をやっているの?」と聞くと、そういう人たちに限って大した行動を起こしていなかったりする。
手がけている活動としても、例えば「大学生向けに自己啓発セミナーを提供して、生き方を考えるきっかけを提供しています」。そして、その自己啓発セミナーに参加した大学生が次にやることも、自己啓発セミナーの提供。
結局はその人が何を目的に、どんな価値を産み出そうとしているかが大事なわけだけど、「自己啓発の気持ち良さ」という罠に陥り、何も行動を起こせていない人たちが多い。
コンフロントワールドに所属して、悩み、葛藤しながらも、行動を起こし続けている学生スタッフの方が、よほど「自己啓発」できていると思うよ。
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なぜ、あなたは稼ぐために頑張れないのか?
あなたは「上の世代」と違い、
生まれたころから何もかもが揃っていたので、
金や物や地位などのために頑張ることができません。埋めるべき空白が、そもそもない「乾けない世代」なのです。
しかし、仕事がなくなっていく時代には、
この「乾けない世代」こそが希望になります。(「はじめに」より)
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