原貫太オフィシャルブログ

アフリカでの国際協力活動から仕事論、情報発信術まで。※本ブログの内容は個人の見解によるものです。

開発途上国(海外)滞在中の安全管理-最も怖いのは「交通事故」と「慣れ」

世界に飛び出て仕事したいなら英語は必須アイテム。僕は1年間DMM英会話を続けてスピーキング能力を向上させました。まずは話すことに対する「抵抗感」を無くすことから!

無料体験レッスン(2回)を受けてみる

スポンサーリンク


f:id:KantaHara:20170812193738p:plain

途上国の現場へ足を運ぶ際に、たくさんの方から「安全には気をつけてね」と声をかけていただく。

 

多くの人は、私が活動しているようなアジアやアフリカの途上国では、日本人のようなカネを持っている外国人は、殺害や誘拐といった凶悪犯罪に巻き込まれる危険性が高いと考えているようだ。

 

たしかに、これは正しいことではあるが、一般的に日本人の援助関係者がそのような犯罪に巻き込まれる確率は、2~3年に一回程度だと言われている。

 

私が現在滞在しているウガンダ共和国の大部分は、外務省が発する渡航安全レベルは"1"の「十分注意してください」であり、治安こそ安定しているものの、夜間にバイクタクシーを使うと強盗や下手をすれば傷害を負わされるケースも指摘されており、現地での安全管理に十分気を付けなければならないことは自明だ。

 

しかし、途上国で活動していて最もリスクの高い有事、さらには紛争地のエイド・ワーカーの死亡原因の1位は、殺害や誘拐、強盗ではなく…

 

 

 

 

交通事故だ。

 

 

途上国では交通ルールやマナーなどあってないようなもので、法定速度を超過するのは当然のこと、割り込み、また追い抜きのための反対車線の逆走は日常茶飯事だ。また、中古車、それもかなり古い型のものが多く、シートベルトが存在しない車も多い上に、正直いつ故障するかも分からないレベルの車が沢山走っている。私がブルンジ共和国に滞在していた時は、死亡事故レベルの交通事故(車が大破)を約1週間の滞在中だけでも2回見た。

 

 

 

そしてさらに怖いのは、「慣れ」

 

途上国にやって来てから数か月間、何も「有事」が起こらないと、「何だ意外と大丈夫じゃん」と「慣れ」が生じてしまって、交通事故もそうだが、無茶な行動に出たりすることによって、その他の犯罪にも巻き込まれてしまう可能性が高くなる。特に海外を何か国も旅するバックパッカーの中には、何も有事が起こらないと「修羅場」を潜り抜けてきたような妙な自信が湧いてきて、環境も治安も全く違う別の国に移動しているにもかかわらず、「無茶」をして事件に巻き込まれてしまう人がいる。

 

(関連記事:『途上国旅行時の安全管理と危機意識 コロンビア、一橋大生殺害を受けて』

 

途上国に滞在していて、最も怖いのは「交通事故」と「慣れ」の二つだ。夏休みシーズン、途上国のみならず海外へ(中長期で)旅行する人は、気をつけて欲しい。僕もより一層気をつけます。

 

www.kantahara.com

 

www.kantahara.com