原貫太の国際協力ブログ

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海外旅行にはビオフェルミンを持っていくべき理由【下痢対策も5つ紹介】

フリーランス国際協力師の原貫太(@kantahara)です。僕はこれまで東南アジアやアフリカなど、発展途上国を中心に世界中を旅してきました。

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アフリカを旅行していた時の原貫太

 

海外旅行、特に衛生環境の悪い国を旅行するとき、心配になるのが下痢です。お腹を下してしまうとホテルで休むことになったり、何度もトイレに行ったりと、せっかくの海外旅行が台無しになりますからね。

 

これから海外旅行をする予定の人は、ビオフェルミンを必ず持って行きましょう。ビオフェルミンは整腸薬のため、下痢にも便秘にも効果を発揮します。

 

海外旅行者ができる下痢対策も5つ紹介しますので、特に衛生環境の悪い国を旅行する予定の人は参考にしてください。

 

 

海外旅行にはビオフェルミンを持っていくべき理由

僕は海外旅行中は、毎食後にビオフェルミンを飲むようにしています。

 

ビオフェルミンなどの整腸剤は薬とは違い、ヨーグルトやヤクルト乳酸菌のように、腸内環境を整えるためのものです。毎食後に飲めば腸の働きが活発になり、下痢になりにくくなります。

 

また、ビオフェルミンは"整"腸剤、つまり腸を”整”えるためのものなので、下痢だけではなく便秘にも効果があります。

 

海外旅行では環境が変わったり、常に緊張感が続いたりするため、下痢だけではなく便秘になる可能性もありますからね。

 

僕は海外旅行に行くとき、ビオフェルミンを薬ケースに入れて持っていきます。一ヶ月以上など中長期で海外旅行をする予定の人は、瓶ごとビオフェルミンを持って行きましょう。

 

海外旅行に出発する一週間前くらいからビオフェルミンを飲み始め、腸内環境を整えておきましょう。

 

ビオフェルミン以外の海外旅行中にできる下痢対策

ビオフェルミンを飲むのは海外旅行中の下痢対策として一番おすすめですが、それ以外にできる下痢対策も5つ紹介しておきます。

 

食事前にはしっかり手を除菌。手ピカジェルがおすすめ

海外旅行中は、食事前にはしっかり手を除菌しましょう。もちろん常日頃から心がけることが大切ですが。

 

おすすめは手ピカジェルです。特に衛生環境の悪い海外を旅行する場合、手を洗っている水がそもそも汚かったり、石鹸やハンドソープがないこともあります。

 

食事前に手洗いができないことも想定し、日本から手ピカジェルを持参することをおすすめします。

 

アルコール除菌シートでも構いませんが、ゴミが出てしまうので、洗い流す必要のない手ピカジェルがベターです。海外旅行の便利グッズ15選にも含めています。

 

 

水道水は絶対に飲まない

海外旅行中にお腹を壊さないようにするためには、現地の水道水を飲まないことが絶対に必要です。

 

世界196か国の中で、水道水を安全に飲める国はわずか15しかないと言われています。

 

※水道水を安全に飲める国…フィンランド、スウェーデン、アイルランド、アイスランド、オーストリア、ドイツ、クロアチア、スロベニア、アラブ首長国連邦、南アフリカ、モザンビーク、レソト、ニュージーランド、オーストラリア、日本

 

日本ではあたりまえのように水道水を飲んだり、食事に使ったりしていますが、海外では浄水設備が整っていない国も多く、水道水を飲むだけで下痢になる可能性があります。

 

特に東南アジアやアフリカなど衛生環境が悪い地域では、綺麗な水を飲み慣れている日本人が水道水を飲めば、ほぼ間違いなく下痢になります。

 

僕はマレーシアでホームステイしている時、ホストファミリーが平気な顔して飲んでいた(見た目は綺麗な)水を分けてもらったら、もれなく下痢になりました。 

 

海外旅行中は水道水ではなく、ミネラルウォーターを飲むようにしましょう。 

 

上述のように海外でも水道水を飲める国はありますが、水質が違うため(軟水か硬水かなど)にお腹が緩くなったり、下痢になる可能性もあるため、心配な人はミネラルウォーターを飲んでください。 

 

うがいや歯磨きをする時もミネラルウォーターを使おう

細かすぎる気もしますが、海外旅行で何としても下痢したくない人は、うがいや歯磨きをする時もミネラルウォーターを使いましょう。

 

水道水を飲まないようにしても、水道水でうがいや歯磨きをしていたら、水は体内に入ります。お腹が弱い人なら、それだけでも下痢になる可能性がありますね

 

ただ、海外旅行経験が豊富な友人はフツ―に水道水を使ってましたが、下痢にはなっていませんでした。もうこの辺は、個々人のお腹の強さ次第(笑)

 

お腹の弱い人や体調の悪い人は下痢にならないよう、海外旅行中はうがいや歯磨きもミネラルウォーターを使いましょう。

 

生野菜は極力口にしないか、ミネラルウォーターで洗ってから食べる

海外旅行先で下痢にならないためには、生野菜やカットフルーツは口にしないか、食べる前にミネラルウォーターで洗ってから食べるようにしましょう。

 

マーケットではフルーツが売られていますが、いつ切られたものかも分からないし、高温多湿の環境下に置かれているため、ぶっちゃけ腐りかけていることが多いです。

 

マレーシアを旅行中、屋台のおばちゃんからタダでもらったマンゴーを食べた友人が下痢で苦しんでいましたね…。

 

衛生環境の整っているヨーロッパやアメリカ、オセアニアなら問題ないと思いますが、心配なら食べる前に軽くミネラルウォーターで洗っておくと安心です。 

 

ポカリスエットの粉末と下痢止めを持参する

どんなに用心しても、海外旅行では食事や環境の変化から下痢になってしまうことがあります。

 

下痢になった場合、身体から水分や塩分が失われ、脱水症状に陥る危険性があります。そんな時は、ポカリスエットの粉末をミネラルウォーターで溶いて飲むようにしましょう。

 

下痢になったら、まずはどんどん排泄物を出してしまった方がいいと言われます。なので十分な水分補給をしながらも、すぐには薬を飲まないようにしましょう。

 

ただ、念のため下痢止めも持参してください。僕は海外旅行には必ず正露丸を持っていきます。

 

 

以上、海外旅行中にできる下痢対策を紹介しました。

 

海外旅行で下痢になるかどうかは、ぶっちゃけ個々人のお腹の強さや、それまでの海外旅行経験にも左右されます。

 

何を食べても大丈夫な人は大丈夫だし、水道水をちょっと飲んだだけで下痢になってしまう人もいます。

 

少なくともビオフェルミンを海外旅行に持って行けば腸の調子が整い、体調不良にもなりにくくなるので、一つは持って行くようにしましょう!

 

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