SNSでの情報発信を6年以上続けている原貫太(@kantahara)です。Twitterのフォロワーは24,000人を超えました。(2020年6月30日時点)
僕は大学1年生のときに参加した海外ボランティアをきっかけに、SNSでの発信に力を入れ始めました。6年続けて悟ったのですが、自分のスタンスを明確にすればするほど、いわゆる”アンチ”が湧いてきますね。
自分の意見を明確に主張すれば、それと反する意見の持ち主が絡んできやすくなりますから。あたりまえのことです。
ただ、そんなアンチに絡まれたとき、毎回ムキになって対応していたら疲れて損するのは自分です。冷静さを心がけましょう。
SNSでアンチに絡まれてもムキになって反論してはならない
SNSで毎日のように発信していると、時には顔も名前も分からない人から批判や誹謗中傷を受けることがあります。
建設的な意見をくれる人なら誠実な対応をするべきですが、時にはこちらの人格を否定するようなコメントをアンチにされることも。初めてこんなアンチに出会った人は、どう対応したらいいか分からず困惑するかもしれません。
でも、そんなとき一番やってはいけない対応が、ムキになって反論するです。アンチから売られた”喧嘩”を買ってしまえば、その瞬間、どちらが正しくてどちらが間違っているかを競う「権力闘争」の土台に上がることになります。
仮に相手を言い負かすことができたとしても、結果的に疲弊し、損をしてしまうのはあなたです。また、言い負かされたアンチもいつかの「復讐」の機会を探るようになるかもしれません。
批判や誹謗中傷をしてくるのは他人の課題ですが、それをどう受け取るかはあくまでも自分の課題。自分のことだけ考えた対応を取るなら、「ムキになって反論する」は自分を疲れさせる行為になるため、決して得策とは言えません。
冷静になって、アンチの隠れた目的を考えよ
アンチの対応をするときは、ムキになって反論するのではなく、冷静になって相手の目的がどこにあるのかを考えましょう。そうすれば、大抵のことはサラッと受け流せるはずです。
会ったことも話したこともない誰かをネットで批判したり、誹謗中傷したりするアンチの行為には、どう考えても「相手を傷つける」こと以外に何か別の目的があるはずです。
だって、その人が傷ついたかどうかなんて把握できるはずがありませんし、仮に傷つけることができたとしても、それでアンチの人が得をするわけでもありません。
これは僕の考えですが、ネットでアンチコメントばかりする人の”本当の目的”は、「自分より人生が上手くいっている誰かを批判することで偽りの優越感に浸り、上手くいってない自分の人生を正当化して自己防衛すること」にあるのではないかと思います。
ある大学教授から、こんな話を聞いたことがあります。
ネット上で誹謗中傷ばかりしている人たちは、仕事に楽しさを感じない独り身男性が多い。業務で成果を出して注目を浴びることも難しく、かと言って帰宅しても慰めてくれる人はいない。ネット上で他者を批判し偽りの優越感に浸ることで、何とか自尊心を満たしている。
このように捉え方を変えてみると、アンチの目的は自分とは全く別の場所にあることがわかり、自分にはどうしようもない課題であることが分かります。だからムキになる必要もないのです。
アンチの対応をするときは、自分が余計に神経をすり減らさないことを心がけてください。
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アンチもファンのうちだと考えよう
これまでの話と少しずれますが…、最近こう思います。批判してくるアンチも、ファンのうちなのではないかと。
1986年にノーベル平和賞を受賞したエリ・ヴィーゼルは、こんな言葉を遺しています。
愛の反対は憎しみではない。無関心だ。
そう。一番怖いのはアンチではなく、無関心です。無関心層の人には興味すら持たれていません。彼らを動かすことは絶望的に難しいでしょう。
これはもう考え方の問題ですが、アンチコメントをしてくるということは、少なくとも自分のことには興味を持ってくれている証拠です。その意味で、最近はアンチもファンの一人なんじゃないかとポジティブに捉えています。
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アンチ対応は、とにかく冷静に。SNSで疲れないようにしよう
SNSでアンチに絡まれたとき、一番やってはいけない対応は「ムキになり反論する」です。怒ったり、悲しんだりと感情的になれば、損するのは自分です。
冷静になり「なぜアンチの人はこんなコメントをしてきたのか?」と、相手の目的を考えてみましょう。その目的が想像できるようになれば、いちいちアンチに振り回されることもなくなるはずです。
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