原貫太オフィシャルブログ

アフリカでの支援活動から起業論、トラベルハックまで。

心を整える方法 長谷部誠から学んだ一日20分でできること

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この一か月ほど、メンタルの乱れを痛感していた。

 

 

高校生の時にも、同じように心が不安定になっていた時期があった。そういえば、あの時は大学受験のプレッシャーから、何もかも投げ出したくなっていたな。

 

当時、僕はサッカー日本代表である長谷部誠選手の『心を整える』を読んで、少しだけ救われた。だから、今改めて、この本を手に取ることにした。

 

メンタルが不調の時、やるべきことは、心を鍛えることではない。乱れて不安定になってしまった心を、元通りにするため整えることなんだ。

 

大変な時は”大”きく”変”わるチャンス。僕の経験を踏まえ、長谷部さんから学んだ心を整える方法をお伝えします。

 

 

 

 

心の休まる時間がなかった

心を整える

 

昨年5月に起業してから、僕はずっと仕事漬けの日々を送っていた。一日の中に、心が休まる時間がほとんど無かったのだ。体力的にはまだ余裕があるし、もっともっと仕事をしなければ。そうやって自分を追い込んできた。

 

そんな時だったからこそ、『心を整える』に書かれたこのフレーズを読んで、人は一日のどこかで必ず、心を休める時間を取らなくてはならないことに気づかされた。

 

僕と同年代の方を例にとると、メールやLINEは頻繁に来るし、携帯電話もガンガン鳴ります。連絡が来たら、すぐに確認しないと落ち着かないという人も多い。インターネットやゲームをすれば、時間はあっという間に経ってしまいますし、夜の街に出れば、深夜まで営業している店は数多くあり、時間を潰す手段には困りません。『心を整える』より引用)

 

毎日SNSを更新する僕のスマホには、常に何かしらの通知が飛び込んでくる。ツイッターのフォロワーも4739人(2018年7月19日更新、何かを発信すれば誰かから必ずリアクションがあるし、中には心無い言葉を浴びせてくる人もいる。 

 

「じゃあ、SNSの更新をやめれば?」と意見する人がいるかもしれない。でも、僕にとってSNSは、仕事を前に進めるため欠かせないツールであり、また居場所を感じるための大切なツールでもある。

 

24時間息つく暇がまったくないのです。そして、そういう日々に慣れてしまうと、ちょっと間ができたら、逆に落ち着かなくなって、何をしたらいいのか分からなくなってしまうのです。

日々そうやって過ぎ去っていくと、自分を見つめる時間もないですし、心が荒んでいく一方なのではないかと僕は思います。『心を整える』より引用)

 

SNSの更新以外にも、メールやラインを使い色々な人とやり取りをする僕は、 息をつく暇がほとんど無い。しかも、仕事相手との間に信頼関係を築くため、メッセージの返信はできる限り早く行おうと心掛けている。

 

だからこそ、余計に気を張ってしまい、段々と心に余裕が無くなってくる。まさに、心は荒んでいく一方だった。

 

 

心は鍛えるのではなく、整えるもの

心を整える

 

僕にとっての「心」は、車で言うところの「エンジン」であり、ピアノで言うところの「弦」であり、テニスで言うところの「ガット」なのです。??? という感じかもしれませんが、「メンタルを強くする」と言うよりも、「調整する」「調律する」と言った方が適している感覚です。『心を整える』より引用)

 

巷には「心を鍛える〇つの方法」「強いメンタルを作る△のトレーニング方法」などが出回っているが、僕は長谷部さんの言っていることが一番しっくり来ている。

 

一人で海外をまわったり、難民支援に携わったり、大学在学中に起業したりと、僕はそれなりに心は強い方だ。そうでなければ、こんな活動できっこない。

 

だからこそ、今の僕に必要なことは、心を鍛えることではなく、乱れた心を整えることなんだ。

 

つまりは「心をメンテナンスする」「心を整える」ということ。僕はそれを常に意識して生活しています。常に安定した心を備えることによって、どんな試合でも一定以上のパフォーマンスができますし、自分を見失わなくてすみます。『心を整える』より引用)

 

心が乱れていると、仕事に集中できない。パソコンのキーボードを叩いていても、余計なことが頭をよぎってしまう。作業机の上にゴミで散らかっていたら、誰だってそっちに気を取られてしまうのと同じだ。

 

僕の場合は、乱れた心に生まれた「隙間」を、人に依存することで埋めようとしていた。それによって、身近な人に嫌な思いをさせてしまったこともある。「いつもだったら、こんな小さなことを気にするような人間ではないのに…」。そんな想いが、ずっと頭の中を巡っていた。

 

仕事でも日常生活でも、いつも通りのパフォーマンスをするためには、自分の心が整っている必要がある。だから、メンタルが不安定な時、最初にやるべきことは、乱れてしまった心を整えることなんだ。

 

 

寝る前に20分、ベッドの上で何もしない時間を作った

心を整える

 

長谷部選手は南アフリカワールドカップの開催期間中、一日の最後に30分「心を整える」時間を作っていた。

 

大会期間中はチームとして行動するので、練習やミーティングのためにプライベートの時間が限られている日が多かった。みんなとわいわい騒ぐのは楽しいけれど、時間があまりない日に遊びに参加してしまうと、「心を鎮める30分」を作れない。だから僕は、チームとしての行動が終わると、すぐに自室に戻るようにしていた。『心を整える』より引用)

(中略)

部屋に戻る。電気をつけたままにして、ベッドに横になる。音楽もテレビも消す。そして、目を開けたまま、天井を見つめるようにして、息を整えながら全身の力を抜いていく。

 

僕は最近、寝る直前まで翌日の仕事内容を考えたり、ブログやSNSの更新内容を考えたりしていた。

 

朝から晩まで仕事をして、インターネットと常に繋がった生活をしていると、心が鎮まる時間なんてほとんどない。ずっと何かを、誰かを、気にしてしまっている。そんな毎日を、来る日も来る日も過ごしていた。

 

だから僕は、長谷部さんの真似ではないが、寝る前に20分間だけ、「心を整える」時間を作ってみたのだ。

 

実際にやってみると、ざわついた心が少しずつ落ち着いていくのが、何となくでも感じられる。頭の中が仕事や抱えている問題のことでいっぱいの時にこそ、意識的にこの時間を作ってみる。そうすると、さっきまでは不安に感じていたことが、実は大したことではないように思えたり、自分を客観的に捉えたりできる。

 

大きなコトを成し遂げるためには、目先のことに気を取られてしまうのではなく、大きな視点で物事を考えられる心の余裕が必要だ。今回の件を機に、自分の心を整える方法を身に付けたい。

 

「メンタルが不安定になっている」と感じている人がいたら、『心を整える』をぜひ読んでみてください。ちなみに、著者の印税は全額、ユニセフを通じて世界の子どもたちの支援に寄付されるらしい。長谷部さん、あなたはどこまでイケメンなんだ。