原貫太オフィシャルブログ

アフリカでの活動から起業/仕事論、海外生活のノウハウまで。※本ブログの内容は個人の見解によるものです。

【保存版】国際協力を仕事にするため学生の間にやっておくべき11のこと

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「国際協力を仕事にするために学生の間にやっておくべきことは何ですか?」

 

 

国際協力に関心ある高校生や大学生は、みんな気になりますよね。これまで同じような質問をたくさん受けてきました。

 

 

国際協力を仕事にするのは、簡単ではありません。特に、大学卒業後すぐに国際協力の世界で働きだせるのは、ほんの一握りの存在でしょう。

 

 

でも、国際協力を志す人の存在は、世界から必要とされています。そして僕自身、「不条理の無い世界」を実現するための仲間を一人でも増やしたいと考えています。

 

 

ということで、僕が大学生の間に携わってきた国際協力の経験を踏まえて、「国際協力を仕事にするため学生の間にやっておくべき11のこと」をまとめました!保存版です。ぜひブックマークをお願いします。

 

 

なお、今回の記事では、「国際機関」「政府機関」「NGO」「民間会社」など、仕事として国際協力を実践する先のセクターはあえて限定していません。

 

 

国際協力を仕事にしたい!でも、そのために今から何をしておくべきなのだろう?そんな疑問を持っている学生は、ぜひ参考にして下さい!

 

 

 

 

①「国際協力」という言葉について熟考する

国際協力 仕事

 

国際協力には、より正しい(と思われている)方法はあるものの、「これが正解」という絶対的な正しさはありません。「世界」という限りなく広いフィールドで戦うこの活動には、葛藤が付きものです。僕もアフリカで難民支援に携わっている時には、「なぜ国際協力をするのか」「この活動にどれだけの意味があるのか」、葛藤する日々が続いていました。

 

だからこそ、「国際協力」という言葉が何を意味するのか、そして「なぜ国際協力をするのか」という目的の部分をしっかりと考えること。これが、国際協力の世界で長く仕事し続けるためには欠かせません。

 

国際協力が仕事になる前の段階で、(本来手段としてあるべき)国際協力が自己目的化しないように、「国際協力」という言葉について熟考しましょう。そして、何のために国際協力をするのか、目的を考え抜きましょう。

 

 

②問題が起きている「現場」に足を運ぶ。

国際協力 仕事

 

「評論家」(Talker)ではなく、「当事者」(doer)になりましょう。

 

教科書や論文には色んな理論が出回っているものの、僕たちが向き合うことになるのは「人」です。あくまでも現場は"有機体"なので、いくら本や論文で理屈や数字を学んでおいても、国際協力の現場では何の役にも立たないことが多々あります。

 


現場に足を運んでみても、「もしかしたら、想像していたのと違う…?」と思う可能性も十分にあります。それでも、良くも悪くも「現実」を知るところから活動を始めるのは、大切なことです。

 

そのために、旅行という形式でも構わないので、時間があってフットワークの軽い学生の間に、一度は問題が起きている現場に足を運んでおきましょう。国際協力における現場は、多くの場合、いわゆる「発展途上国」になります。

 

 

③語学力を磨く

国際協力 仕事

 

海外の現場で働こうが国際機関のオフィスに勤めようが、国際協力に携わる上で語学力は必須です。このことはほとんどの人が理解しているでしょう。

 

試験で好成績を収めるための語学力ではなく、仕事をするためのツールとしての語学力を体得する。

 

英語は必須です。可能であれば、国連公用語と現地語も学べるのがベストでしょう。ほとんどの人が苦手とするスピーキング能力、僕はオンライン英会話で培いました。「国際協力×英語」の記事は過去にもたくさん書いているので、チェックしてみて下さい。

 

 

④ロールモデルを見つける

国際協力 仕事

 

すでに国際協力の世界で働いているロールモデルを見つけましょう。ロールモデルの本を読んだり、講演を聞いたりすることで、国際協力を仕事にする理想的なイメージを自分の中に持つことができます。

 

 

僕の場合は、テラ・ルネッサンスの小川真吾さんや、元国境なき医師団日本理事の山本敏晴さんが一つのロールモデル…というか、尊敬する「国際協力師」です。彼らは本も出しています。以下の2冊はマジでオススメなので、今すぐに読んでほしいと思います。

 

 

⑤ブログやSNSで毎日発信する

国際協力 仕事

 

国際協力を仕事にすると、報告書を書いたりホームページを更新したりと、文章を書く機会が増えます。だから、ブログやSNSを活用して、文章力を身に付けておきましょう。毎日書いていれば、確実に力が付いてきます。

 

また、広報や啓発のためにも、発信力は必要です。こちらもブログやSNSを活用し毎日発信していれば、少しずつ発信力が付いてきます。アカウント開設当初、友達の少ない僕はフォロワーが100人にも達していませんでしたが、今では3600人を超えました

 

今の時代は、発信力があればいくらでもマネタイズしたり、仲間を集めたりすることができます。例えば、まだ高校生の頃からブログを書き続けていれば、大学を卒業する頃にはブログだけで生活していくことも夢じゃないでしょう。そうすれば、思う存分、自分の好きなことに集中できます。

 

また、起業をしたいと思っている学生は、発信力は後々絶対に必要になります。だから、少しでも早くから情報発信を始めましょう。とりあえずブログ始めて下さい。マジで。 

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⑥関心分野を定めておく

国際協力 仕事

 

専門分野とは言わないまでも、関心分野は定めておきましょう。国際協力のどの分野で自分が貢献したいのか、貢献できるのかを考えておくことが大切です。

 

ただ、高校生や大学生だと、この関心分野が往々にして「子ども・教育・ジェンダー」に寄りがちです。紛争解決や平和構築の分野はニーズが大きいものの、特に日本では担い手が少ないのが現状。より広い視点で、国際協力の世界を捉えましょう。

 

かく言う僕も、これまで関心分野は

 

ストリートチルドレン→児童労働→子ども兵→難民→紛争

 

と変遷を繰り返しているので、早い段階で何か一つに限定し切る必要はありません。

 

 

⑦学校の勉強を頑張る

国際協力 仕事

 

国際機関や政府機関に就職したい人には、学歴が求められます。特に国連は学歴至上主義です。民間NGOの就職でも、大学卒と大学院卒が並んでいたら、学歴の観点からは後者が採用されます。

 

修士号が望ましいとされる国際協力の世界、大学での成績はレベルの高い大学院に進むために必要となります。自慢と思われてしまうかもしれませんが、僕は早稲田大学の成績(GPA)は4段階で平均3.4、アメリカ留学中にいたっては平均3.75でした。学校の勉強も賢く頑張っておきましょう。

 

勉強の中身に関してですが、大学で学ぶレベルの内容は、国際協力の実践ではほとんど役に立つことがありません。国際関係学科やグローバルなんたら学部は最近の流行りですが、世界のシステムや問題について広く、そして浅く学ぶ程度です。その前提で言えば、大学では地域専門学(エリアスタディーズ)や外国語を専攻した方が、よほど即戦力になり得ます。

 

余談ですが、僕も大学院進学は考えています。ただ20代は現場に立ち続けたいので、修士号取得は早くても20代終わり~30代前半かと。現場で足を動かした上で、必要だと感じた専門性を身に付けるために修士号を取得したいです。

 

 

⑧本を読む

国際協力 学生

 

学部レベルの勉強では、国際協力を実践する上で役立てられる内容はそれほど多くありません。国際協力の先輩たちが残してきた本を読むのが、知識・スキルを身に付ける上では手っ取り早いインプット方法です。

 

国際協力やNPO・NGO、途上国支援関連でオススメの本は以下にまとめています。どれも良書なので、ぜひ手に取ってみてください。

 

 

⑨プロの現場で働く

国際協力 仕事

 

大学生による「国際協力」は、その多くが「国際交流」です。学生の間から、数字での結果が求められるプロの現場で働く経験を積んでおきましょう。具体的には

 

(1)プロ意識を持って質の高い「事業」を行っている学生団体を選ぶ

(2)NPO法人格を持つ民間NGOでのインターン経験を積む

 

のどちらかを経験するのがオススメです。

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⑩長期で留学する

国際協力 仕事

 

国際協力を仕事にすれば海外への長期赴任などの機会も出てくるため、学生時代に半年間もしくは一年間、海外に留学できるのが望ましいでしょう。

 

留学先は大学でも構わないし、また企業やNGOでのインターンでも構いませんが、語学留学はオススメしません。

 

僕はアメリカの大学への交換留学もウガンダのNGOでのインターンもどちらも経験していますが、後者の方が圧倒的に学びが大きかったです。ウガンダやフィリピンなどの英語圏で、現地のNGOで長期インターンできるのが一つの理想だと思います。

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⑪運動で体力を付けておく

国際協力 仕事

 

一瞬「え?」となった人もいるかもしれません。でも、どんな仕事でも「身体が資本」ですから、若いうちに体力を付けておくのはとても大切なことです。

 

特に国際協力の仕事には体力、そして精神力が求められます。僕は中学生・高校生の時に水泳をやっていましたが、あそこで培った体力が、現場で活動する上でも起業をする上でも、本当に役立っています。

 

学生時代に運動で鍛えておく、そしてできることなら、その運動を一生楽しめる趣味にするのがいいですね。例えば、途上国滞在中でも軽いジョギングを楽しむことは十分可能です。知り合いのアフリカ駐在員も、ジョギングを趣味にしている人がちらほらいます。

 

 

さいごに

国際協力を仕事にするため学生の間にやっておくべき11のこと

 

①国際協力という言葉について熟考する

②問題が起きている「現場」に足を運ぶ。

③語学力を磨く

④ロールモデルを見つける

⑤ブログやSNSで毎日発信する

⑥関心分野を定めておく

⑦学校の勉強を頑張る

⑧本を読む

⑨プロの現場で働く

⑩長期で留学する

⑪運動で体力を付けておく

 

 

国際協力を仕事にしようと、学生時代に僕がこれら11個すべてを意識しながらやっていたわけではありません。正直に、十分できていないこともあります。

 

でも、振り返ってみて、「あの経験が今に活きているな」とか、「これをもっとやっておけばよかったな」と思うことが多々あります。

 

国際協力を仕事にするのは、簡単なことではありません。正直に、国連やJICA、民間NGOはもちろんのこと、青年海外協力隊であっても狭き門を潜り抜けなければいけません。僕みたいに自分でNGOを起業するのも、生半可な覚悟では無理です。

 

 

でも、国際協力は世界から間違いなく求められている仕事です。

 

 

僕自身、大学1年で初めての途上国であるフィリピンに足を運んだ時は、国際協力を仕事にするとは想像もしていませんでした。

 

 

ひとつ一つの努力を積み重ね、そして信じていれば、必ず道は開けます。頑張って下さい。応援しています。