原貫太公式ブログ「世界まるごと解体新書」

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大学生はアルバイトではなくブログで1円でも稼ぐべき


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大学生がアルバイトではなくブログで1円でも稼ぐべき理由について書きたい。ちなみにブログではなく、出版でも講演でもアート作品でも英語でもその他でもいい。分かり辛ければ、「ブログ」は「好きなこと」に置き換えて考えていい。

 

まず断っておきたいが、僕も大学入学から昨年12月まではアルバイトをしていた。それも塾講師からライフセーバー、運送会社の配送アシスタント、洗車の単発バイトまで。多い時は一か月で24万円稼いでいたほどだ(もちろん大学に通いながら)。

 

しかし、ブログのマネタイズを本格的に始めたり、本を自費出版したり、あちこちで講演をし始めてからは、大学生活を送る分には十分稼げているため、今はアルバイトをしていない。その前提を踏まえた上で、この話を聞いてもらえればと思う。

 

 

大学生のほとんどがアルバイトをしている。もちろん楽しいアルバイトや学びの多いアルバイトもあるが、基本的に賃金が「時給」によって決められているこの「仕事」は、自分の時間を「犠牲」にしてその対価としてお金を受け取る。「犠牲」という言葉は少々言い過ぎかもしれないので言葉を選び直せば、アルバイトは「時間とお金を交換する仕事」だ。

 

だから、時間というものは誰しもに与えられているがために、(申し訳ないが)今あなたがやっているアルバイトは、恐らく「他の誰かでも出来る退屈な仕事」だと思う。

 

「他の誰かでも出来る退屈な仕事」は、AI(人工知能)が進歩して時代が進めば、そのうちにロボット化されていく。というより、「他の誰かでも出来る退屈な仕事」でなくても、今ある仕事の多くはロボット化されていく。今後10年~20年で、アメリカの総雇用者の約47%が職を失う可能性を指摘している研究もあるそうだ。

 

加えて、これからの日本は超高齢化社会を迎え、いずれ「定年退職」という概念は無くなる。「人生100年」と言われる今日において、60歳、65歳を過ぎても人は働き続け、労働市場はますます縮小、飽和状態に達し、仕事の奪い合いが起きる。その時、「社会人未経験」の若者たちは、「まだまだ元気で経験豊富な高齢者たち(実際その頃には高齢者ではない)」に勝てない。

 

そうなるとどうなっていくか。これからは、社会によって求められる「価値」を提供できる人しか生き残れない時代になってくる。

 

そもそも「お金」とは、「価値」の対価として支払われるものだった。遥か昔は物々交換が一般的だったが、文明が進み、モノが増えて社会が複雑化していくにつれて、生活を便利にするために「お金」が創られた。

 

それがいつしか、「お金」自体が価値を持つようになってしまった。お金を使ってお金を増やす。金融の世界を見てみればこの事が良く分かるだろう。

 

 

では、人はどこから「価値」を産み出すことが出来るのだろうか。僕は、「自分が得意/専門としていること」(自分だからこそできること)から「価値」は産み出されると思う。

そして「自分が得意/専門としていること」というのは、「自分が好きなこと」と密接な関係を持つ。

 

ブログや講演、出版、アート作品というのは、自分だからこそ社会に提供できる「価値」を産み出すためのツールに過ぎない。そしてその背景には、【自分が好きなこと→自分が得意/専門としていること→価値⇔お金】という図式が存在する。だから、タイトルの『大学生はアルバイトではなくブログで1円でも稼ぐべき』の「ブログ」は、「好きなこと」に置き換えても良い。

 

「一生アルバイトを続けるわけではない」と主張する人がいるだろう。もちろんそうだ。ほとんどの大学生は、4年生になったらリクルートスーツを着て、「御社」に受かるため就職活動をする。

 

しかし、(一部の人を除いて)スキルや経験のほとんど無い人を数十人~数千人単位で一斉に雇用する新卒一括採用においても、あなたの「代わり」は他にもいるのではないだろうか。そこに「自分だからこそ産み出せる価値」はどれくらいあるのだろうか。

 

(当然、全部の仕事には当てはまらないが)その仕事がAIやロボットに取って代わられる可能性はゼロだと言い切れるだろうか。時間とお金を交換しているだけにはなっていないだろうか。

 

自分だからこそ産み出せる「価値」を「お金」に換える「仕事」は、とても楽しい。なぜならそれは往々にして、「好き」なことと繋がっているからだ。人によってはその「仕事」を仕事とは思っていないだろう。キングコングの西野さんは『仕事になるまで遊べ。』と言っている。

 

 

断っておきたいが、アルバイトを辞めろとは言っていない。ただ、ブログでも本でも講演でもアート作品でも何でも良いので、「自分だからこそ産み出せる価値をお金に換える」を早いうちから身に付けておくべきだ。

 

恐らく、「原さんだからできることでしょう?」と思う人がいるだろう。だから、とりあえずは1円で良いのだ。アルバイトは辞めずに続けていていいから、「好きなこと」で1円でも稼げるようになるのだ。もちろん、1円稼げたら10円、10円稼げたら100円を目指していけば良い。

 

「大学生時代にサークルなんかやっている場合じゃない」の意味が何となくでも解釈できる人とできない人の差は、凄まじく大きい。2017年になっても「時間のある大学生のうちに遊べるだけ遊んでおけ」とか言っている人は残念すぎる。バカになってはいけない。(終)

 

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今は、誰だって「起業」できる時代だ。「起業」と「 」を付けたが、ここで意味する起業は「資本金を用意する」「登記する」「会社のホームページを立ち上げる」といった(本格的な)起業というより、例えば、自分の特技・スキル・趣味を、それら特技・スキル・趣味を必要としている人に「30分単位で売れる」【タイムチケット】 が良い例かもしれない。つい先日、私もチケットを売り出してみたが、「国際協力に関心がある」という人が早速購入をしてくれた。その時に、まさにこれは、自分が産み出せる「価値」を「お金」に換えることができた瞬間だと感じた。

 

どんな人がどんなチケットを売っているかを見るだけでも、「自分だから創れる価値をお金に換えるとは何なのか?」、考える一つのきっかけになるかもしれない。ぜひ「原貫太」で検索してみてほしい。