原貫太オフィシャルブログ

アフリカでの国際協力活動から新時代の働き方、情報発信術まで。※本ブログの内容は個人の見解によるものです。

不条理を産み出す社会構造を変えるために「企業」を巻き込みたい。



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変わるべきは途上国ではなく先進国

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名古屋市の教員400人を対象に講演した時の様子

 

僕の講演で、必ず強調して伝えることがある。

 

 

本当に変わらなければならないのは途上国ではなく、私たち先進国側の人間だ。

 

 

NGOをはじめとする援助スタッフが現場で行う支援は、出てきた問題に対処する「対症療法」でしかない。「現場で起きている不条理を無くす」というミッションの下、コンフロントワールドは不条理によって"今"苦しめられている人たちに支援の手を差し伸べることも大切だと考えているが、そもそもの問題を引き起こしている社会構造を変えていかない限り、問題の根本的な解決にはつながらない。

 

 

今年8月にウガンダに到着した後、僕はこんなことを書いていた。

 

日本にいる時は、「(問題が起きている)途上国の現場に早く行きたい」と思うものだが、いざ其処へとやって来ると、「世界から紛争が無くなるためには、変わるべきなのはそれが起きている途上国ではなく、その要因の多くを作り出している先進国(と一部の途上国上層部)」という事実に改めて気付かされる。そして、紛争の要因を作り出している側、さらには世界を「支配」している側を本気で変えていくためには、端的に凄まじい熱量を注がなければならないことを痛感する。うかうかと毎日を過ごしていられないのだ。(2017年8月8日「支援と不条理のジレンマ「変わるべきなのは途上国ではなく先進国」」より引用)

www.kantahara.com

 

日本にいる今、早く現場に戻って支援活動に携わりたいという衝動に駆られることもあるが、問題の根本的な解決を目指すために、僕たちが真の意味で変えなければならないのは、僕たち先進国側の人間なのだ。

 

 

大きな力を持つ「企業」を巻き込みたい

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資本主義システムで大きな力を持つのは「企業」だ。「国のお金」と「企業の売上」100位までのランキングを作ると、半分以上が企業によって占められる今日。国家よりもお金持ち、つまり影響力の大きい企業が、世界には数多く存在する。

 

産業革命以降、‪人間の際限なき欲望に基づく経済活動‬が、紛争、貧困、環境破壊、あらゆる問題を引き起こしてきた事実は否めないだろう。ロンドンのイラストレーター&アニメーターであるスティーブ・カッツ氏が作ったアニメ『Man』は人間の限りない欲望を風刺しているが、僕はこれを牽引してきたのは「企業」だと考えている。

 

僕たちNGOが「不条理の無い世界」を目指し、どれだけ努力を続けたとしても、資本主義システムで大きな力を持つ「企業」を変えていかない限りは、コンフロントワールドのミッションである「不条理を産み出す社会構造を変える」を果たすことは難しい。

 

 

本業を通じて国際協力に携わりたい人と繋がりたい!

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photo by Confront World

 

前置きが長くなってしまったが、「不条理を産み出す社会構造を変える」というミッションをさらに遂行していくためにも、本業を通じて国際協力に携わりたい人と繋がりたい。企業でCSR部門を担当している人であれば、より望ましい。

 

国際協力のアクターは、国際機関・政府・NGO・企業など様々に存在するが、僕が主催する「国際協力サロン―Synergy―」は、どちらかといえばNGOよりの考え方で運営されている。このサロンに、本業を通じて国際協力に携わりたい人が入ることによって、より質が高く、そして生産的な議論ができると考えている。

 

情報共有やディスカッションをするだけではなく、このサロンを通じて企業とのマッチングも起きれば、より具体的な国際協力のアプローチにも繋がっていくだろう。

 

 

少しでも関心のある方、ぜひご検討ください。また、質問・意見のある方はお問い合わせよりお願いします。お気軽にお願いします。

peraichi.com