原貫太オフィシャルブログ

アフリカでの活動から起業/仕事論、海外生活のノウハウまで。※本ブログの内容は個人の見解によるものです。

大企業に就職したら勝ち組?就活生に投げかけたい3つの疑問

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就活生たちに、3つの疑問を投げかけたい。

 

  1. 大企業に就職したら、その人は勝ち組なのだろうか?
  2. 就活に勝ち組、負け組なんて存在するのだろうか?
  3. 大企業から内定をもらえれば、安定した生活が待っているのだろうか?

 

僕は就活ではなく、起業する道を選んだ。それでも、周りの就活生たちを見ていて、この3つはずっと疑問に思っていたことだ。真剣に考えたので、就活生の皆さんに読んでほしい。

 

 

 

 

大企業に就職したら勝ち組なのだろうか?

大企業 就職

 

大企業に就職決まった人に対する周りの反応は…

早稲田大学に通う人間として、僕の周りには”高学歴”とされる友人が多い。そのため、大学4年生になって就活をすれば、多くの友人が商社や大手銀行など、いわゆる大企業から内定を貰っていた。

 

そんな彼らに対する周囲の反応に、僕はずっと違和感を覚えていたのだ。

 

「〇〇商事から内定貰ったよ」

「すごい!」

 

「就職先は◇◇銀行に決まったよ」

「すごい!」

 

「外資の△△で働くことになったよ」

「すごい!」

 

…え?それだけで終わり?

 

 

「大企業」に就職する理由を、なぜ訊こうとしない?

その「大企業」に就職した理由や、その「大企業」でどんな仕事をしたいのか、なぜ「なぜ」に関する部分を訊こうとしないのか。

 

「大企業に就職する=すごい」という”常識”に違和感を覚えるのは、僕だけだろうか。

 

「すごい」「すごくない」という短絡的な二項対立ではなく、就職で考えるべき本当に大切なことは、自分がやりたい仕事が、その企業に就職することで本当にできるのかどうか、そしてまた、その人の性格やタイプに合った企業かどうか、其処を考えることではないのだろうか。

 

必ずしも大企業に就職することが、「就活の正解」ではないはずだ。

 

 

就活に勝ち組、負け組なんて存在するのだろうか?

大企業 就職

 

就活でもまだ勝ち負けを争いたいのか?

そもそも、就活に勝ち組、負け組なんて存在しないだろう。

 

たしかに、グループディスカッションで相手をなぎ倒し、倍率数十倍の選考を潜り抜け、最終面接も通過した大企業に就職が決まったら、”競い合う”という視点からは「就活の勝ち組」かもしれない。

 

でも、日本人は中学から大学まで「受験競争」を戦い抜くことを余儀なくされてきた人種。それにもかかわらず、就活でもまだ勝ち負けを争う必要があるとしたら、なんて残念なことだろう。

 

 

所詮、造られた社会の常識に過ぎない

 

大企業に就職することがすごいなんてのは、造られた社会の常識に過ぎない。もしくは、古い価値観だろう。バブル時代であれば話は別かもしれないが、今はもう2017年だ。

 

自分がやりたい仕事ができるのであれば、その企業と自分の価値観がマッチしているのであれば、そこに優劣は付けられないはずだ。大企業から内定をもらった人間が就活の勝ち組なんて考え方は、もう古い。

 

 

大企業から内定をもらえれば、安定した生活が待っているのだろうか?

大企業 就職

 

大企業の仕事もAIやロボットに取って代わられる

今の時代は、大企業に就職が決まったとしても、安定した生活が待っているとは限らない。

 

絵本『えんとつ町のプペル』を32万部以上の大ヒットに導いたキングコング西野さんは、著書『魔法のコンパス』の中でこんなことを書いている。

 

ロボット(機械)の進化と仕事に話を戻すと、まもなくロボットに奪われる仕事なんて山ほどある。
商店のレジ打ち係や、箱詰めや積み荷降ろしなどの作業員や小売店販売員。会計士なんかも時間の問題じゃないかな。
こんな未来がまもなく確実にやってくる。
その時、ステレオタイプの親父が口にする「好きなことで食っていけるほど人生は甘くない!」という人生訓は、まったく的が外れていて、好きでもない仕事は、これから更にロボットが奪っていくだから、人間に残されたのは"とても仕事とは呼べない好きなこと"しかないんだよね。

(中略)
「好きなことで食っていけるほど人生は甘くない!」という時代から、「好きなことで生きていく」を追い求める時代になり、これからは「好きなことでしか生きていけない」という時代が間違いなくやってくる。(西野亮廣著作『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』より引用)

 

「AIやロボットの進化によって仕事が奪われる」と聞くと、工場がすべてロボット化され、ブルーカラーの仕事が無くなっていく…そんなイメージを持つかもしれない。しかし、実際にはブルーカラーよりも先に、大企業で働くホワイトカラーの仕事が早くに無くなりはじめると言われている。

 

実業家の堀江貴文さんも、早稲田大学の講演会でこのことを話していた。僕が直接聞いたから間違いない。

 

 

大企業の代表格、銀行も変わりつつある

「大企業に就職したら安定した生活が待ってい」ないことを証明する具体例を書こう。

 

例えば、「フィンテック」という言葉を聞いたことがあるだろうか。金融を意味するファイナンス(Finance)、そして技術を意味するテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語だが、このフィンテックは銀行のビジネスを破壊する技術と言われている。実際、みずほ銀行は「2026年度末までに1.9万人を減らす」と表明しており、また三菱UFJも「9500人相当の労働量の削減を実現したい」と明らかにしている。

 

皆さんが想像している以上に、「その時」は速いペースで近づいている。これからの時代、「大企業に就職すれば安定した生活が送れる」という昔の常識は、もう通用しないのだ。

 

 

さいごに

大企業に就職したら、その人は勝ち組なのだろうか?

→大切なことは、自分がやりたい仕事がその企業に就職することで本当にできるのかどうか、そしてまた、その人の性格やタイプに合った企業かどうか、そこを考えること。

 

就活に勝ち組、負け組なんて存在するのだろうか?

→大企業に就職することがすごいなんてのは、所詮、造られた社会の常識、もしくは”古い価値観”に過ぎない。

 

大手企業に内定したら安定した生活が待っている?

→AIやロボットの進化によって、ホワイトカラーの仕事もなくなり始める。実際に、大企業の代表格である銀行は人員を大きく削減し始めている。今の時代は大手に内定が決まっても、安定した生活が待っているとは限らない。

 

就活生の皆さんに理解していただければ幸いだ。

 

 

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徹底した自己分析ができていない。自分がやりたい仕事が分からない。そんな人たちは、就活に不安を覚えてしまうだろう。価値観の異なる親世代の言うことだけを聞いていたら、「とりあえず、大企業就職を目指そうかな」と考えてしまうかもしれない。危険だ。

 

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もう一度、さいごに

大企業に就職することが、必ずしも「就活の正解」とは限らない。就活に勝ち組、負け組など存在しないし、今の時代は大企業に内定が決まっても、安定した生活が用意されているとは限らない。

 

繰り返しになるが、大切なことは、自分がやりたい仕事がその企業に就職することで本当にできるのかどうか、そしてまた、その人の性格やタイプに合った企業に就職できるかどうか、そこを考えること。

 

就活に取り組む大学生の皆さん、参考になれば幸いです。

 

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