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原貫太公式ブログ「世界まるごと解体新書」

アジア・アフリカでの活動からニュース解説記事、ライフハックまで。原貫太が世界をまるごと解体します。

【帰国報告】本当のヤル気と実力は、日本に帰国してから試される。

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【重要なお知らせ】

原貫太書籍『世界を無視しない大人になるために 僕がアフリカで見た「本当の」国際支援』発売中!

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10日夜、2ヵ月間のアフリカ滞在を終えて、日本へと帰国しました。帰国後すぐに取材を受けたり、講演の調整をしたりと忙しく動き回っていたら、もう二日も経とうとしています。おかげで昨晩から体調悪く、眩暈で何度か倒れかけました。笑

 

日本に帰国した今、「僕は日本の生活に適応するのが早いな」と感じています。大学一年の春、フィリピンから日本へと戻った時は、フィリピンでの生活と日本での生活との間にある「ギャップ」に苦しみ、しばらくは日本に馴染めない日が続いていましたが、海外、特に日本とは全く違った環境が広がる途上国へと足を運ぶ回数が増えるほどに、なぜだろう、どこかその「ギャップ」に対して、疑問を感じることなく、すんなりと受け入れてしまっている自分がいる。「世界ってこんなもんだよな。」って。今は帰国後も忙しく、その「ギャップ」を感じる余裕がただ無いだけかもしれないけど。

 

つい数日前まで、人生の半分を望まない兵士として過ごしてきたウガンダの元子ども兵たちと一緒にいたのに。つい数日前まで、紛争が続く南スーダンから逃れてきた難民と一緒にいたのに。つい数日前まで、4万5千人が一夜で虐殺された跡地にいたのに。

 

やっぱり、生まれてから22年間過ごしてきた場所は居心地も良く、すぐに「いつもの生活」が再開しそうな予感です。お風呂は気持ちいいし、ラーメンは美味しいし、ふかふかのベッドは寝心地も良い。

 

だからこそ、「国際協力」という分野において、特に大学生の場合、本当のヤル気と実力は、日本に帰国してから試されると思うんです。日本で普通に大学生として生活していれば、アフリカの貧困や紛争なんて、どこか遠くの世界の出来事に過ぎないですもんね。授業、バイト、サークル、飲み会、恋愛…大学生、忙しいですもんね。そんな環境が当たり前のように自分の周りに広がっている中、現地で感じた気持ちを、如何にして持ち続けるのか。僕もこの4月からは早稲田大学へと(1年半ぶりに)復帰するため、なおさら「如何にしてその気持ちを持ち続けるか」が、問われると思っています。

 

そのために、行動し続けたいと思います。行動し続ければ、気持ちが冷めることは、きっとない。忙しさに追われていれば、気づいた時には、またアフリカへと戻っている。そんな気がします。

 

そしてもう一つは、現地で共に"不条理"を目の当たりにして、同じ想いを抱いた仲間たちと、励まし合い続けたい。やっぱ、仲間大事ですね。良い意味で、仲間たちからは、心地よいプレッシャーを感じられます。

 

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アフリカでの「学び」を一言で表すことは、もう本当に、できません。皆さまには、4月16日(日)開催の活動報告会、そして4月発売予定の本でお伝えしたいと思います。

 

が、一つだけ、実感できたことがあります。この2ヵ月間、特に南スーダンから逃れてきた難民の方々と向き合う過程で、大学一年の時から(時々)意識してきた、元国境なき医師団日本理事である山本敏晴さんの言葉、

 

「『本当に意味のある国際協力』とは、自分がやりたいことをやって『自己満足にひたる』ものでも、自分に専門性があることをやるのでもなく、『それ』が必要なことであれば、自分がどんなにやりたくないことでも実行し、専門性が必要ならそれを身につけていこうと努力してゆく、『姿勢』を言うのである」

 

の意味が、少しだけ分かった気がしました(これからの自戒も込めて)。

 

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最後になりますが、今回アフリカでのインターンシップを許可して頂きました、テラ・ルネッサンス創設者鬼丸さん、現地で毎晩、バカ話から大真面目な人生相談まで沢山話して下さった鈴鹿さん、僕の能力を高く評価して頂き、これから進むべき道を示唆して下さった小川さん(「今」やることの大切さ、そして自分なら「今」やれることに気づきました)、現場でのスムーズな活動を遂行するためには決して欠かせない存在だと(改めて)認識させて頂いたテラ・ルネッサンス京都事務所の職員・インターン生の皆さんに、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

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読者の皆さま、4月16日に会場でお会いしましょう!

www.kantahara.com

 

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