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自分にしかできないこと?自分の「価値」を考える自己分析方法の一つ


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photo by はむぱん

 

現在私は早稲田大学を休学して(2016年9月~2017年3月)、認定NPO法人テラ・ルネッサンスのインターン生として東アフリカはウガンダ・ブルンジにてインターンシップを行っているが、4月からは復学し、学生生活最後の1年間を送ることになる。いずれにせよ、私もここ最近は将来自分が進むべき道を真剣に()考えなければならない時期に差し掛かっている。

 

進路や自分が取り組むべき活動のことを考える時、私は、「自分にしかできないことは何か」という視点を持つように心がけている。例えば、ある社会問題に取り組もうと考えていても、その問題に取り組んでいる団体が既に存在する時、問題に切り込む角度や方法を新たに構築しない限りは(それは「自分にしかできないこと」を考えることに繋がる)、自分で新しく活動を興すよりも既存団体にJoinし、その一員として活動を拡げていく方が賢明な判断であるように感じているからだ。

 

上述したことを考えると、「価値」を産み出すためには"make a difference"、すなわち「他との差異」を産み出すことは必要条件になるため(たとえ「差異」を産み出せてもそれが大した「価値」にならないことはあるためここでは必要条件に過ぎない)、「自分にしかできないこと」を考える大切さを痛感する。特に、これまで途上国を中心として様々な活動に携わり、「特殊な」大学生活を過ごしてきた私は、進路を考える際にも「自分にしかできないこと」を追求したくなってしまうし、それはきっと社会的にも価値のあることへと繋がっていくだろうと考えている。

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 photo by ColiN00B

 

では、「自分にしかできないこと」をどのようにして考えるのか。もちろん、スキルやノウハウに溢れている今の時代に「自分にしかできないこと」を考えることはとても難しく、世界70億人にいる中で「自分"一人"にしかできないこと」など(ほぼ)存在しないだろう。

 

そんな時に、先日のインタビュー記事でも紹介したテラ・ルネッサンスアフリカ駐在員の鈴鹿達二郎さんから、興味深いアドバイスを貰った。それは、「'〇人に一人しかできないこと'をいくつか掛け合わせる」という考え方だ。

 

例えば、「50人に一人しか持っていないスキル」「100人に一人しかできない経験」「1000人に一人しか持っていない考え方」全てを自分が持っていれば、その3つ全てを持つ人材というのは、(計算上では)「(10×50×100=)50000人に一人」しか存在しない、という考え方だ。

 

もちろん、「〇人に一人」という数値をはっきりと出すことは難しいが、自分という人材を客観的に評価する時、社会における自分の「価値」を考える時(=自己分析する時)、この考え方を使ってみるのは面白いかもしれない。

 

「自分にしかできないこと」を考えようとすると、どうしても何か一つ卓越したものを自分の中に見出そうとしてしまう。しかし、「卓越しているとまでは言えないが、他の人よりは優れている」と思える、自分の中にあるもの(=自分の長所)をひとつ一つ丁寧に見つけることも、自己分析をする時には大切なのかもしれない。