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原貫太公式ブログ「世界まるごと解体新書」

アジア・アフリカでの活動からニュース解説記事、ライフハックまで。原貫太が世界をまるごと解体します。

「元子ども兵」の社会復帰にかけるそれぞれの想い―現地スタッフ&受益者インタビュー②

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昨日公開した記事「元少年兵・少女兵の社会復帰を前に、アフリカ現地スタッフから魂のメッセージ」が好評だったので、今日もウガンダ事務所のスタッフ、そして8期生(元子ども兵)の方たちから、供与式を前にした今の想いやメッセージを聞いてみようと思う。日本人駐在員の鈴鹿さん含め、4名へのインタビューは以下をご覧頂きたい。

www.kantahara.com

 

そもそも供与式とは、1年半の訓練を終えた8期生たちが、これから本格的にビジネスを始めていくための道具の供与式のこと。今日は11:00からスタッフ全員でミーティングを行い、明日の各自の役割や、具体的なタイムスケジュールが共有された。

 

英語をあまり話せない一部のスタッフはアチョリ語だが、基本的に現地スタッフのミーティングは英語で行われる。先日「「ウガンダ×子ども兵」という選択に対する(簡単な)考察」でも書いたが、ウガンダでは英語が通じるため、バングラデシュよりも活動がしやすいと改めて感じた。

www.kantahara.com

 

ベンソン(木工大工教師)

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ベンソン(photo by Kanta Hara)

 

「1年半訓練を指導してきた8期生を外に送り出すことが出来るのを、とても誇りに思っています。生徒たちには、依存ではなく、自立できるように、一生懸命に働いてほしい。なぜなら、ウガンダ北部では誰かに生活を頼っていたとしても、誰も必要な物を与えることはできないからです。だからこそ、ここで培ったスキルを駆使して、家族、ひいてはコミュニティの生活の面倒を見られるようになって欲しい。」

 

「また、スキルトレーニングを行ってきた教師としては、生徒たちには他の仲間たちを訓練できるくらいにまでなって欲しいと思います。」

 

 アイ―シャ(8期生)(仮名)

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アイ―シャ(写真右)。中央は原(photo by Kanta Hara)

 

「テラ・ルネッサンスで訓練を受けることが出来て、本当に感謝しています。これから私たちとあと二人の4人とで、市内のメインマーケットでお店を開く予定なので、お互いの存在を大事に出来るようにします。そうすることで、お客さんにもより良いサービスを提供できるようになると思います。」

 

「ビジネスを始めてすぐはお客さんを獲得することが大切なので、多少商品の値段が安くても我慢し、少しずつ値段を上げていきたいと考えています。また、メインマーケットだけだと他のお店との競争も激しいと思うので、週末は他の地方で洋服を売るなどして、収入を得たいと思います。

そして、お金を稼いでもすぐに使ってしまうのではなく、少しずつでも貯金をし、子ども達が学校に通えるようにしたり、自分たちのビジネスをさらに拡大したりできるようにします。」

 

自分の人生を変えていきたい。拘束を逃れて帰還した後すぐは、自分には生計を立てるための手段が全く無て、人からお金を借りて何とか日々の生活を凌いでいました。テラ・ルネッサンスで訓練を受けている時も、病気になった時はテラ・ルネッサンスから薬を貰っていた。子どもたちを育てることも出来ず、テラ・ルネッサンスにずっとサポートしてもらっていた。これからは、自分の力で生活費を稼いで、子ども達を支え、自立して生活できるようになりたい、そう思います。」