原貫太の国際協力ブログ

フリーランス国際協力師原貫太のブログです。国際協力やNPO・NGO、アフリカ、社会問題などのテーマを中心に解説しています。

国際協力のきっかけ フィリピンで出会った一人の少女

①初対面の人には必ずと言っていいほど国際協力に目を向けた最初のきっかけ(いわゆる原体験)について訊かれるので、過去の写真を用いながら少し書きたい。私が初めて途上国に足を運び社会課題と向き合ったのは、大学一年も終わりに差し掛かった2014年2…

NGOを設立する4つのステップ【実際に起業した人がわかりやすく解説】

NGOを設立する方法を知りたいですか?大学在学中にNGOを立ち上げた筆者が、NGOを設立するための4つのステップをわかりやすく解説しました。実際に起業した時の体験談も踏まえているので、NGOの設立に興味のある方は参考にしてください。

「僕の千円をアフリカでの活動に使ってください」学校教育における国際協力学

6月3日(土)、私の母校である逗子開成中学校にて土曜講座「僕らが世界の問題にできること―国際協力人育成講座―」を担当した。全4回あるうちの2回目の今回は「初めての任務として母親を殺す”子ども兵”を知る 」と題し、私が取り組んできたウガンダの子ど…

就活解禁した。自衛隊撤退した。それでも大学生の僕は、南スーダン難民を支援する。

今月1日から2018年春卒業の大学生の就職活動(いわゆる就活)が山場を迎えている。大手企業による採用選考が解禁され、約40万人もの就活生の多くが内定獲得を目指して面接に臨むことになる。 そんな中、早稲田大学4年の僕が就活もせずに、国際協力団…

本当に意味のある国際協力の「答え」-南スーダン難民との出会いが私に考えさせたこと

そもそも、国際協力とは何を意味するのだろうか。 「国際協力をしたい」「国際協力を仕事にしたい」といった人は多いが、そこで使われている「国際協力」という言葉の定義は、一体何なのだろうか。先日、『結局、「国際協力」という言葉の意味は?アフリカに…

Unity in Diversityとは?「多様性の中の繋がり」の意味を考えてみた

Unity in Diversity「多様性の中の繋がり」。 私が尊敬する国際協力のプロであり、インターン先の認定NPO法人テラ・ルネッサンス理事長小川真吾さんが良く使っている言葉だ。 「多様性」(Diverisity)が尊重されるべきである一方で、「みんな違ってみん…

世界で最も急速に深刻化する難民危機-国連「南スーダン難民支援、資金86%不足」

先月から自衛隊の撤退が始まった南スーダン。今月末までの数回に分けて、施設部隊の約350人全員が帰国する。 自衛隊が南スーダンから撤退していくにあたって、一部の活動家やジャーナリストは日本国民の同国に対する関心が薄れていくことを危惧している。そ…

【水泳が速くならない人へ】50mクロール37秒→25秒を達成した体験談を話します

中学生から水泳を始めた僕が、なぜたった2年間で50mクロールのタイムを12秒も伸ばし、全国大会に出場できたのか?この間、タイムが伸びない時期は全くありませんでした。その理由は大きく二つです。僕が全国大会に出場するまでのサクセスストーリーをお伝え…

加害者であり被害者である子ども兵 紛争の悪影響は時空を超える

紛争当事国での被害が甚大である一方で、時間・空間を超えた二次、三次の被害もまた甚大であることを、私は一つのニュースから痛感した。

ジョセフコニー探索が終了 神の抵抗軍は3万人の子どもを誘拐した

1980年代から20年以上にわたって続き、10万人の犠牲者を産み出したウガンダ内戦。 この内戦で3万人の子どもを誘拐し、兵士にしてきたとされる反政府組織「神の抵抗軍」。その司令官であるジョセフコニーの探索・討伐作戦が終了することになった。 今月上旬…